「3回目で、本気でやめようと思った。」
鼻下の照射で涙がにじんだ。次の予約を入れずにクリニックを出て、2週間スマホで予約ページを開いては閉じた。
5年間・3クリニック・12回以上の施術を完走した37歳ハルが、あの3回目に知っておきたかった「脱毛の痛みを完走するコツ7選」を全部正直に話す。
- 脱毛の痛みは「我慢」ではなく「対策」で解決できる
- 麻酔を初回から使うだけで体感が激変する
- 呼吸法・前日保湿・施術順序など「準備」で痛みは大幅に下がる
- 完走できた人と諦めた人の差は「コツを知っているか」だけだ
- 痛みを理由に諦めるのは最ももったいない後悔だ
まず大前提:脱毛の痛みは「慣れ」ではなく「対策」で解決できる
多くの人が誤解していることがある。
脱毛の痛みは「回数を重ねると慣れる」ものではない。確かに毛が減るにつれて照射時の痛みは和らいでいく。だが最初の数回の痛みに「慣れ」で耐えようとするのは間違いだ。対策を知れば、同じ施術でも体感がまったく変わる。実際に僕は3回目と5回目で同じ部位(鼻下)を照射したが、コツを実践した5回目の方が痛みは体感で半分以下だった。
部位別の痛みレベルや麻酔の詳しい効果についてはメンズ脱毛は痛い?37歳が麻酔なし・ありで5年通った本音に書いた。この記事では「どうやって完走するか」の実践テクニックに絞って話す。
コツ①:麻酔を初回から使う(これだけで世界が変わる)
7つのコツの中で、これが断然一番重要だ。
僕は「男なんだから我慢できる」という謎の意地で、最初の3回を麻酔なしで通った。3回目の鼻下の照射後、「もうやめよう」と本気で思った。4回目から笑気麻酔を使い始めた。結果は「なんで最初から使わなかったんだ」という後悔一択だった。
麻酔クリームと笑気麻酔の違い・料金・効果の詳細はメンズ脱毛は痛い?37歳が麻酔なし・ありで5年通った本音に書いた。この記事では「使う」という決断そのものが完走を分けるという話をする。
笑気麻酔を使った4回目の施術で、鼻下の照射中に「あれ、これで終わり?」と思った。3回目の地獄と比べて、文字通り別世界だった。麻酔代を惜しんで我慢した3回分は、完全に無駄な苦痛だった。「痛みを我慢する」という選択肢は初回から捨てるべきだ。
サロン脱毛では麻酔を使えない。医療行為にあたるため、医師・看護師がいる医療脱毛クリニックだけが麻酔を提供できる。「痛いからサロンにしよう」は本末転倒だ。痛みが心配な人こそ、麻酔対応の医療クリニックを選ぶべきだ。
コツ②③:前日保湿と当日のカフェイン・飲酒禁止(準備で痛みは変わる)
「施術前の準備」で痛みの体感が変わる。この2つはセットで覚えておけばいい。
前日保湿:乾燥した肌はレーザーの熱を感じやすい。施術前夜に無香料のボディクリームを塗るだけで体感が変わる。費用ゼロでできる対策だ。
当日のカフェイン・飲酒禁止:アルコールとカフェインは血行を促進する。血行が良くなると熱が広がりやすくなり、痛みと赤みが増す。施術当日の朝はコーヒーもエナジードリンクも避けることだ。僕は一度、朝にコーヒーを3杯飲んで施術に行った。その日の鼻下が他の日より明らかにきつかった。
準備全般の詳細はメンズ脱毛の施術前後にやること・やってはいけないこと完全ガイドにまとめた。
コツ④:「出力を下げてください」と遠慮なく言う
これを言えない人が多い。なぜか遠慮する。だが出力の調整は「当然の権利」だ。
出力を少し下げても、毛根へのダメージは十分に蓄積される。1回の照射で完全に毛根を破壊する必要はない。複数回にわたってダメージを与えることで効果が出る仕組みなので、出力を下げて痛みを減らすことは「効果を妨げない」のだ。
- ✅ 「今日はここが特に痛いです。少し出力を下げてもらえますか?」と伝える
- ✅ 「前回よりきつく感じます」と施術者に伝える
- ❌ 「まあ大丈夫です」と我慢して黙っている(何も解決しない)
ゴリラクリニックの担当者に直接確認したことがある。「痛みを我慢されても僕たちには伝わらない。言ってもらった方が出力を調整できて、結果的に通い続けてもらえる」との回答だった。遠慮は不要だ。
コツ⑤:照射の瞬間に腹式呼吸で「息を吐く」
地味に見えて、試すと効果が大きいコツだ。
照射の瞬間に体が緊張していると、痛覚が鋭敏になる。逆に息を吐きながらリラックスしている状態では、同じ刺激でも「弱く感じる」。これは医学的にも裏付けられている現象だ。注射を打つときに「息を吐いて」と言われるのと同じ原理だ。
具体的なやり方はシンプルだ。照射の「バチッ」という音のタイミングで、ゆっくり口から息を吐く。それだけだ。僕は5回目からこれを意識し始め、「あれ、今日ちょっと楽かも」と感じた。
- ✅ 照射タイミングで口からゆっくり息を吐く
- ✅ 施術前に深呼吸を3回して体をリラックスさせる
- ❌ 「来るぞ来るぞ」と構えて全身を緊張させる(逆効果になる)
コツ⑥:痛みが強い部位を「後半の施術」に回す
全身施術の場合、部位の順番を工夫できるクリニックもある。
人間の痛み耐性には「最初の方が高い」という傾向がある。最初に一番辛い鼻下をやってしまうと、残りの施術が全部消耗戦になる。先に痛みの弱い部位(腕・足など)から始めて、気持ちの余裕をつくってから難所に臨む順番が完走率を上げる。
| 部位 | 痛みレベル | 推奨する順番 | ハルの体感 |
|---|---|---|---|
| ひげ(鼻下) | ★★★★★ | 後半(麻酔後) | 初回は涙が出た |
| VIO | ★★★★★ | 後半(必ず麻酔) | 笑気使用で完走できた |
| ワキ | ★★★☆☆ | 中盤 | 意外と痛い |
| ひげ(あご・頰) | ★★★☆☆ | 中盤 | 慣れると問題なし |
| 腕・足 | ★★☆☆☆ | 最初に | 拍子抜けするほど楽 |
腕→足→あご→頰→ワキ→(麻酔をここで使う)→VIO→鼻下。この順番にしてから「もう帰りたい」という気持ちが一度もなくなった。最後に難所を集中させて、麻酔のタイミングを合わせるのがポイントだ。
コツ⑦:施術後に「次の予約」を入れてから帰る
これは心理テクニックだが、完走するために最も重要なコツの一つだ。
痛みがきつかった施術の直後は「もう来たくない」と思う。その気持ちのまま帰ると、次の予約を入れるのが億劫になる。予約が遅れると毛周期がずれて効果が下がる悪循環に入る。最終的に「なんとなくフェードアウト」で脱毛が止まる。これが完走できなかった人の典型的なパターンだ。
解決策はシンプルだ。施術後、まだクリニックにいる間に次の予約を入れる。帰った後では「今日は疲れたから明日にしよう」になる。その場でスマホを開いて4〜8週間後の予約を入れてしまう。それだけで完走率が劇的に上がる。
3回目で「もうやめようかな」と思いながら帰ろうとしたとき、受付スタッフに「次の予約はどうしますか?」と声をかけられた。なんとなく入れた4回目の予約が、完走への分岐点だった。意志力に頼らず「仕組み」で完走する。その場で次の予約を入れることが唯一確実な方法だ。
ハルが諦めかけた瞬間と、完走した後の世界
正直に話す。
「男なんだから我慢できる」という謎の意地で3回分を無駄に苦しんだ。4回目から笑気麻酔を使い始め、3回目との落差に愕然とした。あの3回分の苦痛は完全に無駄だった。もし最初から麻酔を使っていたら、3回目で「やめようかな」と思う瞬間はなかった。
よくある質問
まとめ:コツを知れば、完走は誰でもできる
- ✅ 麻酔は初回から使う。我慢は何も生まない
- ✅ 施術前日は必ず保湿。費用ゼロで痛みの体感が変わる
- ✅ 当日のアルコール・カフェインは避ける
- ✅ 痛ければ出力を下げてもらう。遠慮は不要だ
- ✅ 照射の瞬間に口から息を吐く。緊張は痛みを増幅させる
- ✅ 痛い部位は後半に回す。精神的余裕が完走率を上げる
- ✅ 施術後すぐに次の予約を入れる。帰ってからでは遅い
- ✅ 完走した人は全員「もっと早くやればよかった」と言う
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